韓国語でパパはアッパ!アボジとの違いや大人が呼ぶ真相を徹底解剖

韓国語でパパはアッパ!アボジとの違いや大人が呼ぶ真相を徹底解剖の最新情報をご紹介します。役立つ情報が満載です。

日韓の異文化交流や国際結婚の現場において、この「父親の呼び方」を巡る摩擦や戸惑いは日常的に発生しています。実際に日韓カップルや韓国在住の日本人駐在員、語学学習者が直面したリアルな実態を検証すると、教科書通りの知識だけでは対応できない現実が見えてきます。

都内の日韓交流コミュニティに所属する日本人女性(28歳)は、韓国人男性と結婚した際の実体験を次のように振り返ります。

「夫の実家に初めて挨拶に行った際、夫が60代のお義父さんに向かってごく自然に『アッパ、これどこに置く?』と話しかけていて衝撃を受けました。私の実家では兄も私も中学生以降ずっと『お父さん』と呼んでいたので、屈強な成人男性が父親をパパと呼んでいるように聞こえて思わず固まってしまったのです。しかし後から聞けば、それが韓国ではごく当たり前の親子の愛情表現だとわかりました。逆に、私が義父に対して間違えて親しげに『アボジ』と呼んでしまいそうになり、夫から『義理の親には絶対に敬称の“アボニム”を使わなければ礼儀知らずになる』と慌てて制止されたこともありました」

また、韓国のビジネス現場に勤務する日本人男性(34歳)からは、公私の切り分けに関する失敗談が寄せられています。SNSや語学掲示板でも頻繁に議論される「ウリ(私たちの)文化」と父親呼称の兼ね合いです。

「韓国では他人に家族を紹介する際、『ウリ アボジ(私たちの父=うちの父)』と言うのが鉄則です。新入社員の頃、社内の雑談でうっかり『ウリ アッパが…』と口にしてしまい、同僚からクスリと笑われ、『社内ではアッパではなくアボジ、あるいはアボニム(相手の親を指す場合)を使わないと子供っぽく見えてしまうよ』とアドバイスを受けました。家庭内ではどんなにアッパと呼んでいても、社会人としての対外的な言葉遣いには厳しい社会だと痛感しました」

これらの生の声が示すのは、韓国社会が持つ「身内に対する濃密な情愛」と「儒教的な外向きの礼儀作法」という、一見相反する2つの価値観の絶妙なバランスです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

タグ: https://ftp.lancingsc.org.uk/onsen/5764340/