小正月を彩る「団子の木」の由来と意味|ミズキに託す豊作祈願と飾り方
団子の木の文化が色濃く残る山形県では、各家庭や地域行事で目を見張るほど豪華な飾り付けが行われます。単に団子を刺すだけでなく、枝全体を縁起の良い装飾で彩るのが特徴です。
中でも象徴的なアイテムが「ふなせんべい(最中の皮のような薄焼きせんべい)」です。鯛や宝船、小判、打ち出の小槌、福寿草などの形に焼き上げられ、鮮やかなピンクや黄色で着色されたふなせんべいを枝に吊るすことで、まるで宝の木のような華やかさが生まれます。「ふな」という名称は、かつて貴重だった魚のフナやタイなど「海の幸・川の幸」に感謝し、豊漁や富を願った名残と伝えられています。
赤(ピンク)、緑、黄、白の団子は四季の移ろいを表すとされ、枝全体でひとつの小宇宙のような豊かさを表現しています。
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