差別用語「ちゃんころ」の真実|なぜ放送禁止なのか語源と歴史を検証
文字や響きが1文字しか違わないことから、ネット上で検索する際や聞き取りの際に混同されがちな言葉に「ちんころ」があります。しかし、両者の意味と成り立ちは天と地ほどに異なります。
「ちんころ」とは、新潟県十日町市などに伝わる愛らしい伝統的な細工物・縁起物を指します。米の粉で作られた小さな細工菓子のことで、犬(狆=チン)の姿を模したものが有名であり、毎年1月に開かれる「節季市」では無病息災や福を呼ぶ守り神として市民に親しまれています。また、純粋に「愛玩犬の子犬」を指す愛称として使われることもあります。
方や伝統的な幸福の象徴、方や民族的な蔑称。名前の響きが似通っているからといって同一視することは、新潟の民俗文化に対しても極めて失礼にあたります。前後の文脈や漢字表記をしっかりと見極めるリテラシーが求められます。
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