フジメディアHdの株価・配当利回り解剖|不動産頼みの実態と将来性

フジメディアHdの株価・配当利回り解剖|不動産頼みの実態と将来性を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。

フジメディアHDの収益構造を理解する上で不可欠なのが、グループ中核企業であるサンケイビル フジメディアの関係性です。2012年に完全子会社化されたサンケイビルを筆頭とするフジメディアHD 都市開発事業は、今やグループ全体の営業利益の過半から年度によっては7割近くを稼ぎ出す最大のプロフィットセンターへと成長しました。

オフィスビル開発「東京サンケイビル」や高級賃貸レジデンス「ルフォン」シリーズ、さらにホテル事業(グランビスタ ホテル&リゾート等)や物流施設開発まで手掛けるディベロッパー機能が、広告不況に苦しむ放送部門の赤字や減益を強力に下支えしています。以下のセグメント別データ比較は、同社の実態がいかに「不動産企業」へシフトしているかを如実に物語っています。

セグメント区分主要構成企業・事業売上構成比・営業利益貢献編集部の見解・評価メディア・コンテンツ事業フジテレビジョン、BSフジ、ニッポン放送、ポニーキャニオン 等売上比率:約60〜65%
営業利益比率:約20〜35%売上規模は大きいが制作原価と電波費用の固定費が重く、利益率の低迷が課題。都市開発・観光事業サンケイビル、グランビスタ ホテル&リゾート 等売上比率:約25〜30%
営業利益比率:約50〜70%グループ随一の稼ぎ頭。インバウンド需要と不動産市況の恩恵をフルに享受。その他事業(通販・出版等)ディノス・セシール関連、扶桑社 等売上比率:約10%前後
営業利益比率:約5〜10%EC競争激化による再編途上。メディア連携によるシナジー再構築を模索。
中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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