トレンデレンブルグ歩行の原因と見分け方|2026年最新リハビリ解説
医療系コミュニティやSNS上では、「お尻の横の筋肉を鍛えれば歩行はすぐ治る」といった短絡的な情報が散見されます。しかし、理学療法士が直面する現場の実態はそれほど単純ではありません。
現場の取材において、ある理学療法士は「患者さんが自宅で自己流の横上げ運動を行い、かえって腰痛を悪化させて来院するケースが後を絶たない」と証言しています。中殿筋が極度に弱っている状態で無理に脚を外側に上げようとすると、人間は無意識に腰の筋肉(腰方形筋)や太ももの前外側(大腿筋膜張筋)を過剰に使って脚を持ち上げてしまいます。
このような「間違った代償パターン」を反復すると、中殿筋には一切刺激が入らないばかりか、股関節のインピンジメント(衝突)や腰椎への過剰な負担を招きます。ネット上の一般的なエクササイズ動画を鵜呑みにして自己流で反復することは、症状の長期化を招く大きな落とし穴です。
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