地面なしで組める吊り足場とは?橋梁工事の仕組みと安全基準を徹底解説

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仮設足場には用途に応じた様々な種類が存在します。地上にジャッキベースを置いて垂直に組み立てる一般的な「枠組足場」と「吊り足場」には、根本的な力学的メカニズムと施工条件の違いがあります。

枠組足場が「地上からの鉛直支持力」に依存するのに対し、吊り足場は「上部構造物の吊り耐力」に依存します。枠組足場は高さが増すほど部材重量と組み立てコストが跳ね上がりますが、吊り足場ならどれほど下が深い谷であっても、上部構造物さえあれば最小限の部材で作業空間を構築できるメリットがあります。

吊り足場の構造タイプは、主に以下の2種類に大別されます。

1. 吊り枠足場(つりわくあしば)の特徴
鳥居型の建枠を上下逆、あるいは吊り専用の枠部材を用いてチェーンやパイプで懸垂し、枠の間にアンチ(作業床)を敷き詰めるタイプです。部材がユニット化されているため剛性が高く、ある程度まとまった面積の直線的な橋梁に適しています。

2. 吊り棚足場(つりだなあしば)の特徴と違い
単管パイプやチェーンで格子状に骨組みを組み、その上に足場板を隙間なく敷き並べるタイプです。吊り枠足場に比べて形状の自由度が高く、複雑に入り組んだ橋梁の桁下や配管周り、曲線部などにも柔軟に追従できます。ただし、現場での加工・組立工程が多くなるため、作業員の高度な熟練度が求められます。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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