鹿児島黒牛子牛セリ沸騰!曽於中央家畜市場の相場と買い手の思惑
セリ会場の熱気は、発表された取引結果の数字にも如実に表れている。直近の開催における黒毛和種子牛セリ市では、去勢・雌を合わせた総取引頭数が安定した水準を維持する一方、平均落札価格は市場関係者の事前予想を上回る推移を見せた。特に去勢の平均価格は前年同期比で力強い戻りを見せ、一頭あたりの高値は百万円の大台を突破する事例が相次ぐ。
落札総額と成立率の高さは、市場の底堅さを証明している。取引頭数が極端に絞られたわけではない。むしろ、徹底した飼養管理によって揃えられた上質な素牛に対し、買い手が積極的にプレミアムを上乗せする二極化が進展した結果だ。市場関係者は「買い控えの空気が一変し、将来性の高い血統に対する投資意欲が明らかに勝っている」と分析する。
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