2026年は60年に一度の丙午!生まれ年一覧と出生率激減の真相に迫る
なぜ「丙午生まれの女性は気性が激しい」などという根拠のない話が生まれたのでしょうか。その起源は、江戸時代前期に起きた実際の放火事件と、その後の大衆文化にあります。
1682年(天和2年)の「天和の大火」で避難した際、寺の小姓に恋をした少女・八百屋お七(やおやおしち)は、「もう一度火事が起きれば好きな人に会える」と思い詰めて自宅に放火し、翌年火刑に処されました。
この事件を題材に、井原西鶴が浮世草子『好色五人女』を執筆し、後に浄瑠璃や歌舞伎の演目として大ヒットします。その際、劇的な演出を加えるため「お七は丙午(1666年・寛文6年)の生まれだった」という設定が広く流布されました。
もともと陰陽五行説で「丙午=火の気が強烈な年」とされていた民間信仰に、「火事で恋狂いして処刑されたお七」のイメージが合体した結果、「丙午生まれの女は火災を起こす」「情熱的すぎて男を破滅させる」という歪んだ俗信が江戸の庶民層に定着してしまったのが真相です。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/iortphyh/4683603/