「外国人観光客来るな」地域住民の切実な悲鳴と最新観光公害対策
なぜここまで住民の不満が爆発しているのか。その象徴的な現場が京都府祇園地区だ。私道への無断立ち入りや、舞妓に対する強引な写真撮影、ゴミのポイ捨てが相次ぎ、地元協議会は私道での撮影禁止や罰金規定を盛り込んだ看板を設置せざるを得なくなった。かつて情緒あふれた風情は姿を消し、住民からは「生活道路すらまともに歩けない」と嘆きの声が漏れる。
富士山麓の河口湖町でも同様の混乱が生じた。コンビニ越しに富士山を撮影しようと外国人が大挙して押し寄せ、道路の乱断横断や私有地侵入が常態化。自治体は黒い遮光ネットを設置する異例の措置に追い込まれた。全国各地で頻発するこうした過熱現象は、まさにオーバーツーリズムが地域社会に与える負の側面を浮き彫りにしている。
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