庭の地面に蜂の穴?土の中に巣を作る蜂の正体と危険度・安全な駆除法

庭の地面に蜂の穴?土の中に巣を作る蜂の正体と危険度・安全な駆除法に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

庭の地面に出入りする蜂を発見した際、最初に行うべきは「危険な社会性蜂」か「おとなしい単独性蜂」かの見極めです。種類によって毒性の強さも攻撃性も天と地ほどの差があります。

① オオスズメバチ(危険度:★★★★★/即避難)
日本に生息する蜂の中で最大級の体長(30〜45mm)を誇り、強烈な毒性と極めて高い攻撃性を持ちます。土中に巨大な巣盤を多段に形成し、最盛期には数百匹規模に膨れ上がります。巣の半径数メートル以内に近づくだけで、カチカチと大顎を鳴らして威嚇し、地中から一斉に湧き出て標的を追尾します。刺されればアナフィラキシーショックによる死亡リスクがあるため、発見時は一切の刺激を避け、速やかに距離を取らなければなりません。

② クロスズメバチ(ジバチ)(危険度:★★★★☆/要注意)
体長10〜18mmと小柄で、全体が黒く白い横縞模様が入っているのが特徴です。長野県など一部地域では「ジバチ」の愛称で親しまれ食用昆虫としても知られますが、スズメバチ科特有の集団防衛本能を有しています。巣の規模が大きくなると数千匹に達することもあり、誤って巣穴の直近を踏み荒らすと激しい痛みを伴う集団攻撃を受けます。

③ キンケハラナガツチバチ(危険度:★☆☆☆☆/原則無害)
体長20mm前後で、腹部に黄色い帯があり、胸部付近に金色の細毛が生えているのが特徴です。庭の芝生や畑の表面を低空飛行してコガネムシ類の幼虫を探し出し、麻酔針で動けなくして卵を産み付ける単独性の狩りバチです。人間に対する攻撃性は極めて低く、捕まえようと強く圧迫しない限り刺される心配はありません。

④ クロアナバチ・アナバチ類(危険度:★☆☆☆☆/原則無害)
体長25〜30mmほどで、光沢のある黒い体とくびれた腰が特徴です。日当たりの良い乾いた地面に垂直な穴を掘り、キリギリスやツユムシなどを狩って穴に引き込みます。単独で行動するため集団で襲いかかってくることはなく、毒性も獲物を麻痺させるための弱いものであるため、人間に対して実質的な危害を及ぼすことはまずありません。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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