漆黒の脚が魅せるハルマヘラアオジタトカゲ野生と飼育のリアル
飼育下で本種を健やかに育てるための最大の壁、それが「湿度」である。乾燥を好むオーストラリア産のヒガシアオジタトカゲなどと同列に扱うと、脱皮不全や呼吸器疾患を引き起こし致命傷となりかねない。飼育専門誌『月刊ビバリウムガイド』のバックナンバーでも繰り返し警鐘が鳴らされている通り、本亜種は湿度80%前後の湿潤環境を常時求めている。
ケージ内には床材として保湿性の高いヤシガラ土やハスクチップを深めに敷き詰め、朝晩の十分な噴霧を欠かさないことが鉄則だ。さらに、体をすっぽり沈められる大きめの水入れを設置し、局所的に湿度の高い「ウエットシェルター」を用意する。エアコンによる室内の乾燥が強まる夏季や冬季は、加湿器の導入や床材下部への給水など、空気中と床材内の両面から湿度を保持する二重構造のケアが不可欠となる。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/lhysyvkn/7283168/