黄金期を生んだいざなぎ景気とは?3C普及と現代経済を徹底解明
戦後復興の坂道を猛スピードで駆け上がっていた日本は、1960年代半ばに一時的な証券不況に見舞われた。しかし、そこからの力強い跳躍こそがいざなぎ景気の真骨頂だった。当時、経済企画庁が発表する景気動向指数は軒並み高水準を記録。実質経済成長率は年平均10%を超え、まさに怒涛の高度経済成長を見せた。
この爆発的な拡大の背後には、明確な政策ビジョンが存在した。かつて池田内閣が掲げた所得倍増計画の理念が産業界に深く浸透。それを継承した佐藤栄作内閣の安定的な政権運営のもと、民間企業が恐れ気もなく大型投資へと舵を切ったのだ。日本銀行による金融緩和措置も投資の火に油を注ぎ、全国各地で工場建設の槌音が響き渡った。
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