ヤクザの仕事とシノギの実態!暴排条例で激変した裏社会の最新事情
暴力団の資金獲得活動、いわゆる「シノギ」の勢力図は過去十数年で劇的な変貌を遂げました。かつての暴力団における主要なシノギ一覧といえば、みかじめ料の徴収、賭博開帳、覚醒剤密売、用心棒代、闇金(高利貸し)などが代表的でした。しかし、これらは警察による集中取締りと厳格な法適用の対象となり、公然と行うことは事実上不可能です。
追い詰められた組織が活路を見出したのが、合法的ビジネスを装うフロント企業(企業舎弟)の設立・関与です。暴力団の現代の仕事における資金獲得活動の実態は、以下のような多角的な事業にシフトしています。
- 建設業・解体業・残土処分:人手不足に悩む現場への労働者供給や、利権の絡む解体工事、残土・産業廃棄物の不法投棄ルートの掌握。
- ITビジネス・ネット決済代行:摘発が難しいオンラインカジノの運営支援、出会い系サイト、無登録の暗号資産交換プラットフォームへの関与。
- スカウト・風俗プラットフォーム:実店舗の直接経営を避け、求人広告やキャスト派遣の仲介システムを握るデジタル型シノギ。
- 事業承継・不良債権回収の介入:経営難に陥った中小企業の再生支援を装い、会社の資産や手形を吸い上げる企業乗っ取り。
現在では、暴力団の看板を掲げて威圧する古典的な手口は姿を消し、一見すると一般企業と見分けがつかない形態で経済活動に深く根を張るケースが大半を占めています。
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