遠野なぎこ『すずらん』の光と影|壮絶な撮影秘話と母の呪縛、現在の姿
遠野なぎこさんは幼少期から子役として活動を開始し、テレビドラマ『八代将軍吉宗』や『未成年』など数々の話題作に出演して着実にキャリアを重ねていました。そんな彼女に最大の転機が訪れたのが、朝ドラ『すずらん』のオーディションです。
応募総数約1900人という熾烈な倍率を勝ち抜き、見事にヒロインの座を射止めたときの当時の年齢は19歳(撮影開始時は18歳)。スタッフを唸らせたのは、単なる清純派にとどまらない、内に秘めた激しい情念とリアリティのある表現力でした。その後、同年に公開された劇場版『映画 すずらん 少女萌の物語』の演技も含めて高い評価を受け、第9回日本映画批評家大賞の新人賞を受賞するなど、若手実力派女優の筆頭格として脚光を浴びることになります。
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