扁桃炎の激痛に点滴は効く?効果と即効性・入院基準や費用を徹底解説

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「点滴を打ったのに翌日になっても高熱が下がらない」「痛みが全く引かない」という場合、いくつかの医学的な原因が考えられます。最も多いのが、「細菌感染ではなくウイルス感染が原因であるケース」です。抗菌薬は細菌を殺す薬であり、ウイルスには一切効果がありません。特に20代前後の若年層に多い「伝染性単核球症(EBウイルス感染症)」は、扁桃に白い苔(偽膜)がべったりと付着し、激しい喉の痛みと高熱が1〜2週間続くため、重症の細菌性扁桃炎と非常によく似ています。

この伝染性単核球症に対してペニシリン系抗生剤を点滴・内服すると、全身に鮮紅色の薬疹が出現するリスクがあります。その他にも、使用している抗菌薬に対して耐性を持つ「耐性菌」の感染や、すでに扁桃周囲膿瘍が完成していて点滴だけでは薬液が膿の内部まで浸透しないケースが挙げられます。点滴後24〜48時間経過しても解熱傾向が見られない場合は、血液検査の再評価やCT検査、薬の変更を行う必要があります。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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