六十余州とは?なぜ68国あるのか歴史の謎と広重の浮世絵・名酒を徹底解剖

六十余州とは?なぜ68国あるのか歴史の謎と広重の浮世絵・名酒を徹底解剖についての疑問解決ガイドをお届けします。

歴史用語や浮世絵の世界だけでなく、現代の日本酒市場において全国の愛飲家を唸らせている銘柄が、長崎県東彼杵郡波佐見町に蔵を構える今里酒造の日本酒「六十余州」です。

創業は江戸時代後期の1772年(明和9年)。陶磁器の街として世界的に有名な波佐見の地で、250年以上の歴史を刻む老舗蔵です。銘柄名「六十余州」には、「日本全国(六十余州)の津々浦々で人々に愛飲される旨い酒を造りたい」という創業期からの真摯な志が込められています。

今里酒造が位置する波佐見は、四方を山に囲まれた盆地気候で、冬場の厳しい寒仕込みに適した環境を誇ります。仕込み水には多良岳山系の清冽な軟水を使用し、長崎県産米を中心とした良質な酒米と熟練の蔵人による手作業の麹造りが徹底されています。

看板商品である「純米吟醸 山田錦」の評判は、日本酒専門誌やコンペティションでも際立っています。グラスに注ぐと広がる穏やかで上品な吟醸香、口に含んだ瞬間のふくよかな米の旨味、そして軟水仕込み特有のなめらかな舌触りとキレの良い後口が高く評価されています。魚介類の宝庫である長崎の風土に寄り添ってきた酒質は、刺身や白身魚の塩焼き、さらには繊細な和食全般と抜群の相性を発揮します。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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