激しい運動とは何が違う?運動生理学で紐解く心拍数と効果の全貌
「時間が足りない」と悩む現代人にとって、高強度インターバルトレーニング(HIIT)の台頭は革命的だった。その代名詞として世界的な知名度を誇るのが、立命館大学の田畑泉教授らの研究によって考案された「タバタ・プロトコル」である。
タバタ・プロトコルの構造は極めてシンプルかつ苛烈だ。20秒間の超高強度運動と10秒間の休息を1セットとし、これを8セット、合計わずか4分間で行う。田畑教授らの実験では、この短時間の極限運動が、従来の長時間におよぶ有酸素運動と同等以上の最大酸素摂取量(VO2 max)向上効果をもたらし、同時に無酸素性能力も高めることが実証された。かつてアスリートの専売特許だったこの手法は、今や効率性を求める世界中のフィットネス愛好家へと広がっている。
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