稽古で絶対に解けない空手帯の結び方!審査員を魅了する美しい極意
昇段審査の張り詰めた空気の中、帯の結び目が緩んでだらしなく垂れ下がることほど印象を損ねるものはない。激しい連続組手や跳躍を伴う形でも絶対に解けないプロ御用達の技法、それが帯の重なりを利用する「裏通し(ロック結び)」だ。
手順の分岐点は最初の交差にある。下から上へ引き抜いた上側の帯を、すぐに結ぶのではなく、胴に二重に巻かれた「外側と内側の帯の隙間」へと上から差し込む。完全に引き抜かず、小さな輪っか(ループ)を残しておくのが最大のコツだ。
続いて、下側から出ているもう一方の帯先を、下から反対側の二重帯の隙間へ差し込みつつ、先ほど作ったループの中をくぐらせる。両端を左右均等に一気に引くと、結び目が帯の内部で強固に噛み合い、手で意図して解かない限り激戦でもビクともしない強靭な結束が完成する。審査員の鋭い視線が注がれる腹周りに、引き締まった完璧な威厳を宿すことができる。
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