演歌界の貴公子から変貌を遂げた氷川きよしが語る「自分らしさ」
「自分を偽って生きるくらいなら、すべてを失った方がましだと思った瞬間があった」
独占インタビューの場で、KIINA.は静かに、しかし力強い眼差しで語り始めた。以下のやり取りは、葛藤の末に掴み取った「自分らしさ」の本質を表している。
――ビジュアルやスタイルの変化に対して、世間からは様々な声がありました。
「色々なラベルを貼られることは分かっていました。でも、誰かの作った枠組みに自分を押し込めるのはもうやめたんです。『こうあるべき』という常識に苦しんでいる人は、世の中にたくさんいると思う。私が自分らしく歌うことで、『あ、自由に生きていいんだ』って誰かが希望を感じてくれたら、それだけで歌う意味があると思っています」
――「KIINA.」という名前に込めた思いとは?
「氷川きよしというアーティストとして歩んできた歴史も大切です。でも、ありのままの人間としての私を表現する場所としてKIINA.という名前を選びました。男とか女とか、演歌とかポップスとか、そういった境界線を超えた存在でありたい。心から放たれる音楽には、性別もジャンルも関係ないはずですから」
――復帰を待ち望んでいたファンへ、今一番伝えたいメッセージは?
「待っていてくれて、本当にありがとう。自分を愛せるようになって初めて、心から人を愛せる歌が歌えるようになりました。これからは、もっと素直に、もっと情熱的に、私の魂を歌に乗せて届けていきます」
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