痰の色でわかる重篤な肺疾患のサイン!黄色や緑の危険度を徹底判別
痰の色は、気道内で起きている炎症の質と重症度を映し出す鏡だ。まずは鏡やティッシュの上で確認できる色調と、そこに潜む病気の危険度を整理しておきたい。
【無色透明〜白濁色】危険度:低〜中
正常な気道分泌物、あるいはウイルス感染の初期やアレルギー性鼻炎、気管支喘息で見られる。ただし、泡立っている場合や粘り気が異常に強い場合は、慢性的な気道炎症の兆候である可能性がある。
【黄色〜黄緑色】危険度:中〜高
黄色や緑色への変化は、白血球の一種である好中球が細菌と戦い、その残骸に含まれる酵素「ミエロペルオキシダーゼ」が沈着した結果だ。黄色は感染初期から中期の炎症、緑色へと濃くなるにつれて細菌感染が本格化しているサインとなる。
【錆色(サビ色)・茶褐色】危険度:高
古い出血が気道内で酸化し、粘液と混ざり合った状態だ。肺胞レベルでの組織破壊や微細な出血が疑われ、特に急性の高熱を伴う場合は重大な肺疾患の可能性が一気に跳ね上がる。
【赤色・鮮血・ピンク色の泡】危険度:極めて高い(緊急受診)
気道粘膜の血管破綻、あるいは肺胞毛細血管から血液が漏れ出している。鮮血が混じる血痰や、ピンク色で泡状の痰が出る場合は、急性心不全に伴う肺水腫や進行性の呼吸器病変を疑い、即座の医療対応が求められる。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/deaslyzt/8764958/