失敗しない壁紙張替え術!腕利きクロス屋さんを見抜くプロの秘訣

失敗しない壁紙張替え術!腕利きクロス屋さんを見抜くプロの秘訣にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

壁紙施工のルーツは、古くから障子や襖を手がけてきた伝統的な表具師の技術にある。現代の住宅で主流となったビニル系壁紙であっても、求められる本質的な手仕事の精度は何一つ変わらない。どれほど高価で美しいデザインの壁紙を採用しようと、下地が荒れていればすべてが水泡に帰す。

職人の力量が最も如実に表れるのが、ボードの継ぎ目やビス穴を平滑に整える下地パテ処理工法だ。粗悪な業者は乾燥時間を惜しんでパテを1回塗りで終わらせ、ろくに研磨もせず壁紙を被せてしまう。施工直後は綺麗に見えても、数ヶ月で下地の段差が浮き彫りになり、継ぎ目が裂けてくる。対して一流の職人は、下地の凹凸に応じて異なる粒度のパテを2度、3度と重ね、手触りで完全な平滑面を作り上げる。この見えない工程にどれだけ情熱を注げるかが、真のプロフェッショナルたる分水嶺だ。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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