ヒノキとスギの違いを徹底解説!見た目・木材・花粉時期の決定的な差
春先のアレルギー対策において見落とせないのが、ヒノキとスギの花粉飛散時期のズレです。同じ春の花粉症であっても、アレルゲンとなる樹種によって活動のピークは異なります。
全国的な傾向として、スギ花粉は2月中旬から3月下旬にかけて本格的な飛散ピークを迎えます。暖冬の年は飛散開始が前倒しになる傾向があり、2月上旬から警戒が必要です。これに対し、ヒノキ花粉はスギから約1ヶ月遅れて活発化し、3月下旬から4月中旬・下旬にかけて最大のピークを形成します。スギ花粉が収束に向かう時期に体調不良がぶり返す場合、ヒノキ花粉への感作が進んでいる可能性が高いと言えます。
スギ花粉症とヒノキ花粉症では、現れる症状のニュアンスにも差が見られます。両者ともに鼻水・鼻づまり・目のかゆみが主症状ですが、ヒノキ花粉は粒子構造の特性から気道粘膜を刺激しやすく、喉のイガイガ感、長引く咳、皮膚のかゆみ(花粉皮膚炎)を強く訴える患者が目立つ傾向にあります。スギ単独の抗体しか持たない人もいれば、両方にアレルギー反応を起こす重複感作のケースも多く、約7割のスギ花粉症患者がヒノキ花粉にも反応すると報告されています。
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