和傘の柄に宿る魔除けの願い|蛇の目や麻の葉の意味と選び方決定版

和傘の柄に宿る魔除けの願い|蛇の目や麻の葉の意味と選び方決定版にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

和傘には、蛇の目や麻の葉以外にも日本特有の美意識を宿した伝統文様が数多く存在します。用途や身につける場面に合わせて選ばれてきた主な意匠をご紹介します。

■ 月奴(つきやっこ)
傘の中央に大きな三日月や円が大胆に配置され、外側と内側で紙の色を切り替えた文様です。江戸時代の武家奉公人「奴(やっこ)」の着物の柄から着想を得ており、コントラストの効いたモダンな構図が特徴。遠目からでも際立つ存在感を放ちます。

■ 渦巻き(うずまき)
雨粒が水面に落ちて広がる波紋や、天の巡りを表現した螺旋状のパターンです。淀みなく水が流れる様子から「物事の円滑な進行」や「運気の上昇」を願う吉祥柄として古くから親しまれています。

■ 七宝(しっぽう)・市松(いちまつ)
円が四方に無限に重なり合う七宝は「円満」や「良縁」、碁盤目状の市松は「繁栄が途切れないこと」を意味します。いずれも幾何学的な洗練度が高く、和装のみならずモードな装いにも自然と調和します。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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