「ふーん えっち じゃん」元ネタの真実とアニメ・漫画の発祥を解剖
なぜ、これほど多くの人々が「丸藤亮が本当にそう言った」と勘違いしてしまったのか。そこには、集英社やテレビ東京が手掛けた『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』本編における、彼の凄まじいキャラクター変貌が関係している。
物語の中盤以降、丸藤亮は「カイザー」から「ヘルカイザー」へと変貌を遂げ、なりふり構わぬ勝利への執念を見せるようになる。その過程で披露された狂気的な表情や過激な演出、独特の台詞回しがあまりにも強烈だったため、視聴者の脳内に「彼なら言いかねない」という奇妙なリアリティが生み出されてしまったのだ。
いわゆるマンデラ効果と呼ばれる集団的誤認の一種であり、ネットコミュニティ特有の記憶のすり替え現象と言える。シリアスな劇中描写と、あまりにくだらないテキストのギャップが生み出すシュールさこそが、この誤解を強固なものにした真因だ。
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