汗をかかない体質に潜む病気の罠!無汗症の危険性と緊急チェック
「汗をかかない体質だから」という自己診断ほど、命取りになる思い込みはない。人間が生命を維持できるのは、発汗による気化熱で体温を36〜37度前後に精密コントロールしているからだ。この冷却装置が機能不全に陥る状態を、医学用語で無汗症(Anhidrosis)または減汗症と呼ぶ。
汗腺が働かない身体に熱がこもると、深部体温はあっという間に40度を超える。激しいめまい、吐き気、動悸、そして脳機能の麻痺。放置すれば多臓器不全を引き起こし、最悪の場合は死に至る。汗が出ないことは決して「美点」ではなく、体温調節という防衛機構が沈黙している緊急事態なのだ。
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