精子の大きさは肉眼で見える?卵子との驚くべき差と妊娠率の真実
精子のサイズや形状と同じく重要なのが、受精の舞台となる女性の生殖器内での「生存期間」と「運動性」です。
射精後、女性の体内に侵入した精子の寿命は約48〜72時間(2〜3日)とされ、条件が良ければ最長で5日間生存することもあります。これに対し、排卵された卵子の受精可能な寿命はわずか12〜24時間程度しかありません。
子宮頸管から子宮腔、卵管へと至る約15〜20センチの過酷な旅路を突破できるのは、正常なサイズ・形状を持ち、高い前進運動率を維持した一握りの精子だけです。途中で酸性の頸管粘液や免疫細胞の攻撃を潜り抜け、最終的に卵子の周りにたどり着けるのは、数千万〜数億個のうちわずか数十〜数百個程度です。
卵子と出会った瞬間にアクロソーム反応を起こし、見事に受精を果たすためには、スタート地点での「精子の質」が何よりも問われます。
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