口から仏が飛び出す名刹、六波羅蜜寺が秘める空也と清盛の真実
六波羅蜜寺を深く味わうなら、訪れる時間帯の選択が極めて重要になる。朝一番、午前9時の開門直後は観光客の影もまばらで、令和館の静謐な空気の中でじっくりと像と対話できる至福の時間帯だ。
アクセスは京阪電車の清水五条駅から徒歩約7分、あるいは祇園四条駅から徒歩約15分。建仁寺の塔頭が並ぶ小路を抜け、六道珍皇寺や幽霊子育飴の店舗が残る「六道の辻」を経由してアプローチすると、かつてあの世とこの世の境界とされたこの土地の歴史的文脈が自然と体に入ってくる。
本堂裏手にひっそりと佇む平清盛公の供養塔や、阿古屋塚の石塔も見落とせない。派手な観光寺院にはない、路地裏の名刹ならではの陰影と深み。一歩踏み込むごとに、京都が隠し持つ多層的な時間の迷宮へと引き込まれていく。 (出典: 六 波羅蜜 寺(Yahoo!ニュース))
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