冨田真由事件の全貌と現在|犯人の動機と警察対応、後遺症と闘う歩み
犯人の岩埼友宏が凶行に及んだ動機は、自己中心的かつ身勝手極まりない一方的な妄執でした。もともと冨田さんのファンだった岩埼は、冨田さんの公式Twitter(現X)やブログのコメント欄に対し、数カ月間で数百件におよぶ過剰なメッセージを投稿し始めます。
やがて岩埼は、一方的に腕時計や本などのプレゼントを送りつけるようになりました。危険を感じた冨田さんがそのプレゼントを自宅へ送り返したことで、岩埼の態度は一変します。SNS上で「時計も本も返送された」「恥をかかせやがって」「絶対に許さない」といった殺意を匂わせる脅迫的な書き込みを執拗に繰り返すようになったのです。
公判での供述によると、犯人は「なぜプレゼントを返したのか問い詰めたかった」「無視されて絶望し、衝動的に刺した」などと身勝手な弁解を並べ立てました。好意が拒絶された瞬間に激しい憎悪へと転じる、典型的な自己愛型ストーカー特有の病理が犯行の引き金となりました。
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