「田毎の月」とは?姨捨の棚田が魅せる絶景の秘密と由来・意味を徹底解説
「田毎の月」の伝説を語る上で欠かせない舞台が、長野県千曲市八幡に位置する「姨捨(おばすて)の棚田」です。標高460メートルから550メートルの急斜面に約1,500枚もの不揃いな水田が広がるこの地は、国の名勝に指定されているほか、重要文化的景観、さらには日本遺産「月見の里 おばすて」の核として国内外から高い評価を受けています。
古くは平安時代の『古今和歌集』や『更級日記』に「更級(さらしな)の月」として登場し、都人にとって姨捨は一生に一度は訪れたい憧れの歌枕でした。江戸時代に入ると、俳聖・松尾芭蕉が『更科紀行』の旅でこの地を訪れ、「俤や姥ひとり泣く月の友」などの句を残しています。さらに歌川広重の浮世絵『六十余州名所図会』にも姨捨の棚田と月が描かれ、全国的な景勝地としての地位を不動のものとしました。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/qkmfkwpc/2158790/