一流料理人が惚れ込む榧のまな板!驚きの耐久性と極上刃当たり
いま、榧の木材を取り巻く環境は大きな転換点を迎えている。経済産業省が推進する地域資源の保護方針や、伝統工芸品産業振興協会が警鐘を鳴らすように、国産榧の原木供給量は年々減少の一途をたどっている。成長に数百年を要する榧の大径木は極めて貴重で、林業および木工産業の現場でも入手が年々困難を極めている状況だ。
とりわけ油分をたっぷり含んだ「日向榧(宮崎県産)」や四国山地の銘木から切り出される一枚板は、市場に出回るや否や愛好家によって押さえられる。伐採から数年以上の自然乾燥を経て狂いを徹底的に抜く職人の手間を思えば、現在流通している一枚板のまな板は、実用道具であると同時に美術工芸品としての資産価値すら帯び始めている。
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