北海道の道の駅車中泊完全ガイド!公認穴場と温泉・最新マナー
道の駅における夜間滞在を巡り、利用者の間で長年曖昧にされてきたのが「仮眠」と「宿泊(キャンプ行為)」の線引きだ。道路管理を統括する国土交通省は、道の駅の駐車場について「ドライバーの疲労回復を目的とした24時間無料の休憩施設」と位置づけている。つまり、居眠り運転を防ぐための短時間の休息や仮眠は本来の趣旨に沿った正当な利用である。
広大な面積を管轄する北海道開発局の担当窓口でも、長距離移動が前提となる道内道路網の安全確保において、ドライバーの仮眠は極めて重要であるとの見解を崩していない。問題は、その解釈を拡大して連泊を決め込んだり、駐車場にテーブルや椅子を広げて煮炊きを始めたりする「占有・宿泊行為」が横行している点にある。
道の駅の健全な運営を推進する全国道の駅連絡会も、地域住民の日常的な利用や物流トラックの休憩を阻害する行為に対しては強い危機感を示している。自動車ジャーナリストの浅井佑一氏は「道の駅は公共の休憩広場であり、無料のキャンプ場ではない。仮眠をとらせてもらっているという謙虚な姿勢を忘れた瞬間、地域との共生関係は崩壊する」と警鐘を鳴らす。深夜の滞在が「安全確保のための休息」にとどまっているか、自らの胸に問い直す冷静さが求められている。
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