ぶどうの摘粒で失敗しない極意!大粒で甘い房を作るプロの手順と目安

ぶどうの摘粒で失敗しない極意!大粒で甘い房を作るプロの手順と目安にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

ぶどうは品種によって果実の肥大率や房の理想的な密度が異なります。収穫時の目標重量に合わせた摘粒残す粒数目安を把握しておくことが、理想の房型に仕上げる鍵です。

大人気品種のシャインマスカット摘粒方法では、1房あたり40〜45粒前後(仕上がり重量500〜600g)を目標にします。シャインマスカットは果皮が硬めで裂果には比較的強いものの、粒が非常に大きく肥大するため、段ごとにバランスよく空間を空ける必要があります。房の上部(肩)は1段あたり4〜5粒、中間部は3粒、下部は2粒、先端は1粒というように、整った逆三角形を意識して整枝します。

一方、黒系ぶどうの代表格である巨峰摘粒のコツは、やや少なめの30〜35粒(仕上がり重量350〜400g)に抑える点にあります。巨峰は完熟期に粒が密着しすぎると軸から粒が外れる「脱粒」を起こしやすく、日光が房の内側まで届かないと綺麗な黒紫色に着色しません。少し隙間が見える程度の「ゆったりとした房づくり」を心がけることで、色づきが均一で濃厚な甘みの果実に仕上がります。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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