10円玉に宿る極楽浄土!平等院鳳凰堂の歴史秘話と最新拝観攻略
朝の澄んだ空気の中、宇治橋を渡って表参道を進むと、老舗茶舗から漂う香ばしい焙じ茶の香りが鼻腔をくすぐる。堂内拝観を計画しているなら、何よりもまず開門直後の時間帯を狙うのが鉄則だ。阿字池を取り囲む庭園自体はゆったりと散策できるものの、鳳凰堂の内部拝観は1回あたりの人数が厳格に制限されており、週末や行楽シーズンには午前中の早い段階でその日の受付が終了してしまうことも珍しくない。
混雑のピークを巧みに避けるなら、朝一番に到着して内部拝観の指定券を確保し、指定時間までの間にミュージアム「鳳翔館」をじっくり鑑賞する動線が極めて合理的だ。最新の展示環境を備えた鳳翔館は地下構造になっており、外の暑さや寒さを遮断しながら、間近で国宝の雲中供養菩薩像や初代の鳳凰を鑑賞できる。拝観後は平等院の南門から抜け、宇治川の中州である橘島を経由して対岸の宇治上神社へと抜けるルートを辿れば、観光バスの団体客の動線から外れ、古都本来の静寂を心ゆくまで味わうことができる。
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