溶連菌で顔に発疹が出る原因は?口周囲蒼白のサインと猩紅熱の真相
発疹に伴って強いかゆみを訴える患者も少なくありません。特に体温が上がる入浴後や就寝時にかゆみが増大します。皮膚を強く掻きむしると、皮膚の常在菌が入り込んでとびひ(伝染性膿痂疹)を併発したり、色素沈着の原因になったりするため、的確なホームケアが求められます。
かゆみの対処法としては、患部を冷たい濡れタオルや保冷剤(タオルで巻いたもの)で優しく冷やすことが効果的です。また、入浴時は熱い湯船を避け、ぬるめのシャワーで刺激の少ない泡を使って洗い流す程度にとどめます。かゆみが激しい場合は、医師から抗ヒスタミン薬の内服薬や低刺激の保湿剤、非ステロイド性消炎外用薬が処方されるため、指示通りに使用してください。
そして最も重要なのが、抗生剤の治療期間を厳格に守ることです。溶連菌の治療には主にペニシリン系抗生剤が第一選択薬として処方され、通常10日間(薬剤の種類によっては5〜7日間)の服用が標準とされています。薬を飲み始めて2〜3日もすれば熱が下がり発疹も消えますが、菌は体内深部に潜伏しています。自己判断で服薬を途中で中断すると、数週間後に急性糸球体腎炎やリウマチ熱といった深刻な後遺症を引き起こす危険性があります。症状が消失しても、処方された抗生剤は必ず最後まで飲み切らなければなりません。
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