涙が止まらない?マタニティブルーのセルフチェックと産後うつ見分け方

涙が止まらない?マタニティブルーのセルフチェックと産後うつ見分け方とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

最も警戒すべきなのは、一時的なマタニティブルーにとどまらず、治療を要する「産後うつ病(PPD)」へ移行しているケースです。産後うつは出産した女性の約10人に1人が発症するとされており、適切な医療的ケアが欠かせません。

【マタニティブルーと産後うつの主な違い】
・継続期間:マタニティブルーは最長でも2週間程度で改善。産後うつは産後数週間〜数ヶ月にわたって持続または悪化する。
・発症のタイミング:マタニティブルーは産後数日以内。産後うつは産後2週間〜数ヶ月経ってから発症することも多い。
・感情の起伏:マタニティブルーは「泣いたり笑ったり」の変動型。産後うつは「持続的な興味・喜びの喪失」「絶望感」「無感情」が固定化する。
・睡眠:マタニティブルーは細切れでも眠れる時間がある。産後うつは赤ちゃんが寝ていても重度の不眠(入眠困難・中途覚醒)に陥る。

産後うつの早期発見には、世界的な標準診断指標である「エジンバラ産後うつ質問票(EPDS)」が広く活用されています。全10問の自己記入式テストで、日本国内の産科・小児科健診では9点以上(または自治体基準により8点以上)を精密なサポートが必要なボーダーラインと定めています。産後2週間を過ぎても涙が止まらない、あるいは赤ちゃんを可愛いと思えない無力感が続く場合は、セルフ診断にとどめず速やかに専門医や助産師へ相談してください。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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