『トムとジェリー』都市伝説の真相!悲劇の最終回と裏設定を徹底検証

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幼少期に観て強い恐怖を植え付けられたと語られる「トラウマ回」の代表格が、1949年公開の『天国と地獄(原題:Heavenly Puss)』です。

居間で眠っていたトムがジェリーのいたずらによってピアノの蓋に挟まれ、下敷きになって命を落とす場面から始まります。トムの魂は黄金の「天国行き急行列車」が待つ駅へと昇っていきますが、改札係の猫から「生涯にわたって罪なきネズミ(ジェリー)を虐待してきたため、天国へ行くには1時間以内にジェリーの署名入り許諾書をもらわなければならない」と告げられます。地獄の番犬スパイシーが煮えたぎる大釜で待ち構える中、トムは地上へ戻りジェリーに必死で懇願しますが、制限時間内にサインをもらえず地獄の底へと転落。最終的には暖炉の火の粉で目を覚ます夢オチという結末を迎えます。

このエピソードが今なお語り草となっているのは、単なる悪夢の描写にとどまらず、天国の駅に「結ばれた麻袋から顔を出す3匹の子猫たち」が登場する点にあります。これは当時、不要になった子猫を袋に入れて川に流すという残酷な現実を直接的に風刺した描写であり、1940年代当時のアメリカにおけるダークな世相と社会風刺精神が容赦なくアニメーションに反映されていた証拠と言えます。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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