大相撲の懸賞金はいくら?1本7万円の内訳と力士手取りの真相を解説
土俵を彩ってきた懸賞金の歴史を振り返ると、文字通り次元の異なる金字塔を打ち立てた大横綱が存在します。それが第69代横綱・白鵬(現・宮城野親方)です。白鵬が残した懸賞金歴代最多記録は通算9,350本超という、前人未到の驚異的な数字に達しています。
1本の手取り実質を6万円と換算しても、白鵬が生涯で手にした懸賞金の総額は5億6,000万円以上に上ります。2010年代の黄金期には、年間6場所のすべてで各土俵を独占し、1場所で2,000万円以上の懸賞金を一人で稼ぎ出すことも珍しくありませんでした。
過去の名勝負では、両力士合わせて数十本もの懸賞旗が土俵を何重にも取り囲む圧巻の光景が繰り広げられました。朝青龍対白鵬、白鵬対稀勢の里、白鵬対日馬富士といった世紀のライバル対決では、1取組に指定される懸賞本数が50本〜60本以上に達し、土俵の縁を行進する懸賞旗の列が途切れない事態が頻発しました。
ただし、あまりに懸賞旗が増えすぎると制限時間内に次の行動へ移れず、NHKの放送時間枠や全体の興行進行に支障をきたすため、日本相撲協会では現在「1取組の上限本数を原則約60本前後まで」に制限しています。土俵上を歩く呼び出しの安全面や、土俵内での待機時間過多による力士の集中力維持を考慮した結果、安全とエンターテインメントのバランスを取るルールが確立されました。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/rybzkklk/5344899/