箱根駅伝「山の神」歴代の伝説と現在!最強は誰か2026年徹底検証

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箱根駅伝の5区といえば、かつては「粘りの区間」「走力よりも適性」と捉えられていた時代がありました。その常識を根底から覆し、エースが集って勝負を決定づける超重要区間へと変貌させたのが、歴代3名の「山の神」たちです。

すべての原点となったのが、順天堂大学の初代山の神・今井正人です。第81回大会(2005年)で5区に抜擢されると、驚異の「11人抜き」を演じてトップへ浮上。当時のテレビ中継で実況アナウンサーが発した「山登りに神がいました」という感嘆のフレーズが、この称号の起源となりました。今井は翌年、翌々年も区間新記録を連続更新し、3年連続で区間賞を獲得。まさに山上りの概念を一新させたパイオニアでした。

その今井伝説の直後、日本中をさらに大きな震撼に陥れたのが、東洋大学の二代目山の神・柏原竜二です。第85回大会(2009年)、1年生ながらトップと4分58秒差の9位でタスキを受けると、前のランナーたちを凄まじい推進力で次々と抜き去り、驚愕の8人抜きで東洋大学に史上初の往路優勝をもたらしました。柏原の驚異的な点は、1年時から4年連続で区間賞を獲得し、そのすべてでチームを往路優勝に導いた勝負強さにあります。どんな絶望的なタイム差であっても「柏原なら追いつく」と確信させる威圧感は、歴代でも随一でした。

そして第91回大会(2015年)、青山学院大学の初総合優勝とともに降臨したのが、三代目山の神・神野大地です。コースが23.2kmへ延長されていた時期、小柄で無駄のないピッチと驚異的な体幹バランスを武器に、急坂をまる平地のように軽快に駆け抜けました。刻んだタイムは1時間16分15秒。前年までの記録を一気に20秒以上短縮し、原晋監督率いる青山学院大学に初の栄冠をもたらす決定打となったのです。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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