土木の現場用語「法肩」とは?法尻との違いや勾配計算・崩壊対策を解説

土木の現場用語「法肩」とは?法尻との違いや勾配計算・崩壊対策を解説とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:法肩と「天端(てんば)」は何が違うのですか?
A1:天端(てんば)は構造物や堤防、盛土の「一番上の平らな面(頂面)」そのものを指します。一方、法肩(のりかた)はその平らな天端と傾斜面(法面)が交わる「角(エッジの境界線)」を指します。面を指すのが天端、境界線を指すのが法肩と覚えると明快です。

Q2:法面勾配で「1:1.5」と書かれている場合、どちらが高さですか?
A2:日本の土木設計では、左側の数値「1」が常に垂直高さを表し、右側の数値「1.5」が水平方向の距離を表します。つまり「高さ1m進むごとに水平方向へ1.5m広がる斜面」という意味になります。

Q3:現場で法肩の近くを歩く・作業する際の安全ルールはありますか?
A3:労働安全衛生規則に基づき、法肩直近への車両系建設機械の立ち入り制限や、地山の崩壊危険箇所での合図者の配置、作業前のクラック(亀裂)点検が義務付けられています。特に降雨中や降雨直後は法肩部の土が緩んでいるため、無用な接近を避け、安全帯(墜落制止用器具)の確実な使用が求められます。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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