飲食店の24時間営業はなぜ消えた?ファミレス・外食大手の現在と真相

飲食店の24時間営業はなぜ消えた?ファミレス・外食大手の現在と真相について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

ファミレス業界において、深夜営業見直しの先鞭をつけたのが『ロイヤルホスト』でした。同社は従業員の労働環境改善とクオリティ維持を掲げ、2017年までに24時間営業を完全廃止。無理な営業時間拡大を追わない姿勢を鮮明にしました。

決定的な転換点となったのが、業界最大手『すかいらーくホールディングス』の決断です。「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」などを展開する同グループは、かつて全国で1000店以上あった24時間営業店舗を段階的に縮小し、2026年初頭に全店で24時間営業を原則廃止しました。

すかいらーくが24時間営業をやめた最大の理由は、「従業員の働き方改革」と「店舗生産性の向上」です。深夜帯をクローズすることで、朝・昼・夕のピークタイムに優秀なスタッフを集中配置できるようになり、採用コストの削減や従業員満足度の向上という大きな果実を得ることに成功しました。

現在、大手ファミレス各社の営業時間は「23時閉店」「翌0時閉店」が標準となっており、ファミレスの深夜営業が再び24時間体制に戻る可能性はほぼゼロとみられています。各社は深夜の薄利多売モデルから完全に決別し、日中の客単価アップやテイクアウト・デリバリー需要の取り込みへと舵を切っています。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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