なぜそう呼ばれる?「将軍様」の由来と北朝鮮報道の真相を徹底解説
2011年12月に金正日氏が死去し、息子の金正恩(キム・ジョンウン)氏が権力を継承すると、北朝鮮の最高指導者の敬称や肩書きの運用には顕著な変化が生じました。現在では、金正日時代のようにメディアが金正恩氏を「将軍様」と呼ぶケースは激減しています。
金正恩政権では、軍事一辺倒の先軍政治から朝鮮労働党を中心とする正規の国家統治システムへの回帰が進められました。そのため、対外的な公式肩書きも「労働党第1書記」「党委員長」を経て「朝鮮労働党総書記」、国家機関の最高位である「国務委員長」が主流となっています。国内向けには「敬愛する元帥様(ウォンスニム)」と呼ばれる場面があるものの、かつてのように「将軍様=指導者の代名詞」という単一構造ではなくなりました。
日本の主要報道機関においても呼称の標準化が進み、事実関係を淡々と伝える観点から「金正恩総書記」または「金正恩氏」という客観的な表記が徹底されています。
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