41.1℃更新の危機?過去最高気温データが示す猛暑の正体と対策
東京や大阪をはじめとする大都市圏では、自然界の気候変化に加えて、都市特有のヒートアイランド現象が熱波に拍車をかけている。大量のコンクリート構造物や舗装道路が日中の熱を蓄積し、夜間になっても放射冷却が妨げられるため、最低気温が25℃や30℃を下回らない「熱帯夜」や「超熱帯夜」が常態化した。現場で取材を続ける気象予報士も、「昼間の最高気温だけでなく、夜間を通して身体にかかり続ける熱負荷こそが現代の隠れた凶器である」と指摘する。
さらに、山を越えて吹き降りる乾燥した温かい風がもたらすフェーン現象や、ビル群の室外機・排熱の影響が重なり合うことで、局地的な「熱の溜まり場」が各所に形成される。都市空間そのものが巨大な温熱ドームと化し、外を歩くだけで身体の体調管理機能が奪われていく悪循環が生まれている。
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