日航機事故から生還した川上慶子さんの現在|看護師への道と家族の絆
1985年8月12日夕刻、羽田空港から伊丹空港へ向かっていたボーイング747SR型機(日本航空123便)が操縦不能に陥り、御巣鷹の尾根へ墜落しました。翌朝、絶望視されていた捜索現場の樹木と残骸の隙間から発見されたのが、奇跡の生存者である川上慶子さんでした。
陸上自衛隊第1空挺団の隊員によって発見された慶子さんは、担架に乗せられ、ロープで吊り上げられて救助ヘリへと収容されました。毛布にくるまれながら上空へと引き上げられる少女の姿はテレビ各局で生中継され、多くの国民の脳裏に焼き付くこととなります。
当時、慶子さんは島根県から北海道旅行へ向かう途中で事故に巻き込まれました。機内には父親、母親、そして7歳の妹が同乗しており、一家全員が犠牲となっています。故郷の島根県で留守番をしていた兄だけが難を逃れ、慶子さんと兄の2人が突然残される過酷な運命を背負うことになりました。
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