オックスフォード大学の偏差値は?東大比較で見えた難易度と合格の真相
日本の受験生が大学の難易度を測る際、最も頼りにするのが「偏差値」です。しかし、検索窓に「オックスフォード大学 偏差値」と打ち込んで具体的な数値を求めても、公式な数値はどこにも見当たりません。オックスフォード大学に偏差値が存在しない理由は極めて明快であり、イギリスの高等教育選考が「母集団の平均点からの乖離幅(偏差)」で合否を決める構造になっていないためです。
日本の大学受験は、大学入学共通テストや各大学の個別試験という「ペーパーテストの一発勝負」によって受験生の点数を輪切りにし、相対的な位置関係を数値化します。これに対してイギリスの大学入試は、全国共通出願機関「UCAS(Universities and Colleges Admissions Service)」を通じた総合選考です。高校在学中の統一試験(Aレベルや国際バカロレア=IB)の絶対評価成績、自己推薦書(パーソナルステートメント)、推薦状、各専攻ごとの適性試験(TSAやMATなど)、そして大学教授による複数回の口頭試問(面接)によって多角的に選考されます。
ネット上の留学情報サイトなどで「海外大学の偏差値換算でオックスフォード大学は偏差値70〜80」と紹介されるケースが見受けられますが、これは単に「東大理科一類や京大の上位層と同等の学力が必要」という難度イメージを日本向けに便宜上置き換えた比喩に過ぎません。点数を競うペーパーテストのテクニックだけを磨いても、オックスフォード大学の門をくぐることは不可能なのです。
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