【2026年最新】比例代表制の仕組みとドント式計算を徹底解説
比例代表制で最も難解とされるのが、「どの政党に何議席を配分するか」という議席配分ルールです。日本をはじめ世界各国の選挙で広く採用されているのが、考案者であるベルギーの法学者ヴィクトル・ドントの名を冠した「ドント式 計算方法」です。
ルール自体は極めて単純明快で、「各政党の得票数を『1、2、3、4…』という整数で順番に割り、その割り算の答え(商)が大きい順に議席を割り振る」というものです。言葉だけでは直感的に掴みにくいため、定数6の選挙区においてA党(12万票)、B党(8万票)、C党(5万票)が争った場合の具体的な計算例を見てみましょう。
表全体の中で数値が大きい順に6つの数字を拾い上げると、1番目はA党の12万、2番目はB党の8万、3番目はA党の6万、4番目はC党の5万、5番目はB党の4万、そして6番目はA党の4万(※同数の場合は公職選挙法に基づき抽選)となります。結果として、配分議席は「A党:3議席、B党:2議席、C党:1議席」と確定します。
このようにドント式は、得票数にほぼ比例しながらも、計算の性質上「大政党にやや有利に働きやすい」という数学的特徴を持ちつつ、中小政党にも議席獲得の門戸を開くバランス型システムとして定着しています。
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