パフェとサンデーの決定的な違いとは?器と発祥から真相を解明
パフェの故郷はフランスである。フランス語の「パルフェ(Parfait)」、すなわち英語の「パーフェクト(Perfect=完全な)」を語源とするこの冷菓は、19世紀末のフランス料理界で生まれた。近代フランス料理の父と称される伝説的料理人オーギュスト・エスコフィエが体系化したクラシックなパルフェは、卵黄に煮詰めたシロップを加え、泡立てた生クリームとフルーツピューレを型に流し込んで冷やし固めた氷菓子だった。皿の上に鎮座するそれは、それ単体で味も見た目も完結した「完全無欠のデザート」を意味していた。
一方、サンデーのルーツは19世紀後半のアメリカ合衆国にある。当時のアメリカではキリスト教の安息日である日曜日に贅沢な炭酸飲料(クリームソーダなど)の販売が法律で厳しく禁じられていた。そこでウィスコンシン州やイリノイ州のソーダファウンテン(軽食喫茶店)の店主たちが苦肉の策として考案したのが、アイスクリームにチョコレートやフルーツのシロップをたっぷりとかけただけのシンプルなデザートだった。これが「サンデー(Sunday)」の日に食べる特別なスイーツとして大ヒットし、宗教的な神聖さに配慮してスペルを「Sundae」へと変えながら全米へ広まっていった。
タグ:
https://mkp-acc-test.uppromote.com/yasuda-shiroguchi-japan/4405018/