視聴率女王・細木数子が突如テレビから消えた真相と後継者の今
しかし、栄華を極めた狂騒劇は長くは続かなかった。2007年頃から、彼女を取り巻く空気は急速に険しさを増していく。
週刊誌を中心とした過去の金銭トラブルや人脈に関する過熱報道、さらには霊感商法批判の余波が押し寄せた。同時に、日本のテレビ放送業界全体がコンプライアンス強化へと大きく舵を切り始めた時期とも重なる。過激な断言スタイルや強烈な説教は、徐々に視聴者や放送倫理の側からシビアな視線を向けられるようになっていった。
それに追い打ちをかけたのが、過密スケジュールによる心身の疲弊だった。週に何本もの冠番組を抱え、鑑定や執筆をこなす生活は、70代を目前にした肉体を確実に蝕んでいた。画面越しにも伝わる疲労感と激痩せ。本人の口から「本業である勉強に専念したい」という言葉が発せられ、2008年3月、彼女は惜しまれつつも全てのレギュラーを降板した。
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