戦前の日本は本当に暗かったのか?写真と物価で紐解く庶民の真実

戦前の日本は本当に暗かったのか?写真と物価で紐解く庶民の真実に関するポイントを分かりやすくまとめました。最新データをチェックしましょう。

戦前の日本に対して「貧しく抑圧された時代」という固定観念が定着した背景には、終戦直前の過酷な戦時体制や空襲の記憶が強烈に刻まれている点が挙げられます。しかし、明治維新から1945年の太平洋戦争終結までの約80年間を俯瞰すれば、戦争末期の非常時がすべてではありません。特に1920年代から1930年代前半にかけては、産業構造の高度化に伴って中堅所得層(サラリーマン階層)が台頭し、戦前の日本の実態はきわめて活気ある消費社会の一面を持っていました。

1925(大正14)年にはラジオ放送が始まり、新聞の発行部数は飛躍的に増加。雑誌『キング』や『主婦之友』がミリオンセラーを記録するなど、情報の大衆化が一気に加速しました。週末になれば家族連れが百貨店へ出かけ、屋上庭園の遊具で子どもを遊ばせ、大食堂で食事を楽しむ光景が定着したのもこの時代です。当時の戦前の日本 暮らしを紐解くと、私たちが享受している現代のライフスタイルの基礎は、すでにこの時期にほぼ完成していたことが分かります。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

タグ: https://derp.metint.com/news-tokyo-seiyu/9259113/