新大久保の路上に立つ女性たち:取締強化の裏にある過酷な現実
新宿区役所をはじめとする行政機関や、NPOをはじめとする民間支援団体は、夜間アウトリーチ活動を通じて女性たちの保護に力を注いでいる。居場所のない若者のための相談窓口や緊急一時保護施設の運営など、路上からの離脱を促す取り組みが試みられてきた。
だが、現場での支援活動には高い壁が立ちはだかる。路上に立つ女性たちの多くは、大人や公的機関に対する強い不信感を抱いており、支援の差し出し手に対して警戒心を解かない。また、一時的な住まいを提供しても、根本的な経済的自立やトラウマのケアが伴わなければ、再び旧来の人間関係や夜の街に引き戻されてしまう。現実的な「安全な居場所」の確保と中長期的なアフターケアの不足が、支援の大きな課題として重くのしかかっている。
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