原宿系ファッションはなぜ消えた?オワコン説の真相と2026年の劇的再興

原宿系ファッションはなぜ消えた?オワコン説の真相と2026年の劇的再興の詳細について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

「原宿を歩いても、量産型か韓国ストリートばかりで原宿系がいない」——SNS上で定期的に巻き起こるこの議論には、明確な歴史的・経済的背景が存在します。

かつてきゃりーぱみゅぱみゅ氏の世界ツアー成功(2013年)を頂点として極まった青文字系ブームですが、2010年代後半を境に急速に沈静化しました。アパレル業界統計および出版データが示す決定的なターニングポイントは、以下の3つの構造変化です。

第1に、ストリートスナップ誌の相次ぐ休刊です。1997年創刊で原宿の生態系を世界へ伝えた『FRUiTS』が2017年に月刊発行を終了した際、編集長の青木正一氏が「オシャレな子が撮れなくなった」と語った事実は象徴的でした。続いて『Zipper』や『KERA』などの専門誌が次々と紙媒体の幕を閉じたことで、若者たちが独自の着こなしを発表し、共感を集める「公式のステージ」が消失したのです。

第2に、ファストファッションの席巻とアルゴリズムによる同質化が挙げられます。ZARAやH&M、GUなどの台頭により、安価で無難なトレンドスタイルが瞬時に手に入るようになった結果、わざわざ高価な古着やインディーズブランドを探し出して奇抜なコーディネートを組むハードルが急上昇しました。

第3に、竹下通りのテナント構造の激変です。個人経営の個性派ショップや古着店が軒並み姿を消し、大手飲食チェーンやキャラクターショップ、インバウンド向けコスメ店がメインとなったことで、ストリートにたむろする「族」としての原宿系ユースは物理的な居場所を追われることとなりました。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

タグ: https://admin.hoofboss.com/minamino-kamishi-minamiha-news/3365523/